神社崇敬会の秀島です。
今月の前半に皆様にお送りする予定だった「すうけい」のパンフレットですが、作業が遅れに遅れまして先ほどようやくデータが完成し印刷会社に入稿しました。予定がどんどんズレてしまって本当に申し訳ございませんでした。
先月中頃にはサラッと作って完成していたのですが、いざ送付する段になって見直すと、なんか心がこもってないなという気がしてきまして、ゼロから作り直すことにしました。このへんの事情についてはみなさまにお送りしたお手紙にも書きましたね。
最初のパンフレットは自分で作る
パンフレットは定石通りに作れば1日もあれば作れてしまうものなんですが、そうしなかったのには理由があって、わざわざ問い合わせをしていただいた神社の方たちに、見た目だけ整えたパンフレットを送って良いものかどうか、という疑問です。なにせ写真が無いものですから、最初に作ったデザインは素材集から引っ張ってきた写真を配置してそこに耳障りの良いコピーをそえて、、、というありきたりなもの。オシャレでしたが、そんなものを作って送っても、私の思いは何も伝わらないのではないかと考えたのです。
外注しても良かったのですが、自分で考えて自分でゼロから作っているサービスの利用をおすすめするのに、最初ぐらいは自分で作ろうと思いました。実際にサービスが始動していろいろな写真が集まれば、また見栄えのする会報も作っていきたいと考えています。でも、最初のパンフレットはどうしても自分で作りたかったのです。
パンフレットはラブレター
パンフレットに限らず、誰かに何かを伝えるメディアというのは「ラブレター」と同じだと考えています。どれだけ自分の思いを正直にダイレクトに伝えるか、自分の思いが相手に届くか、そういったことを大切にしないといけないというのが私の考えです。このあたりについては私の個人ブログにも書こうと思いますので、時間があったら読んでみてください。
1ページ目には私のメッセージを書きました。愛の告白ですね。
この言葉を絞り出すために1ヶ月かかったと言っても過言ではないです。Webサイトとは違って、紙媒体にはスペースの制限がありますから、私がどうしてこの事業を始めようと思ったのか、私は神社の方々にどのような未来を見てもらいたいのか、崇敬会事業を思いついてから2年半の時間をどのように伝えるのか、時間をかけて考えました。
2ページ目には弊会サービスである「すうけい」を利用して崇敬会を設立するメリットを紹介しています。神社のみなさんには、インターネットを使って広報活動を行うことに対してネガティブな感情を持たれていました。しかし、資金に余裕のある神社はどんどんネットを活用して情報を発信していき、小規模な神社はホームページを用意することすらできない現状。ここに私は問題解決の糸口を発見しました。
3ページ目には、実際に弊会に送られてきた神社の具体的なお悩み、悲観的な状況、漠然としたお悩みなどを例に挙げて問題解決の方向性を示しています。私は日々、神社の方のお悩みに接していますが、一般の方々には到底想像もできないような現状が神社に重石を背負わせています。このパンフレットは神社の方向けなので一般の方の目には触れませんが、規模の大きな神社であるとか、知名度抜群の神社以外の方には共感していただける内容かと思います。
4ページ目には、「すうけい」で崇敬会を設立していただけるなら、私はこれだけの思いでサポートしますという決意を書いています。ここがラブレターの肝ですね。私から神社の方への約束とでも言いましょうか、ラブレターを通り越してプロポーズになってます。私の本気が伝われば幸いです。
5ページ目にはクラウドファンディング型の崇敬会はどういうものかという図示と、崇敬会設立のフロー、会費の入金サイクルについて書いています。本当はこのへんの内容は申込み用紙とグループ化して別紙で書いても良かったのですが、スペースを詰めてパンフレットに入れ込みました。このパンフレットは、あくまで崇敬会の設立をお願いするものだということの表れですね。
6ページ目はQ&Aにしました。実際にメールなどで届いた質問などを例にして回答する形式にしています。少しでも不安が解消されたらいいなあという私の思いです。
で、これが裏表紙ですね、いわゆる表4といわれる面です。ちょっとシンプル過ぎましたかね。いや、これで良いと思います。
ページをくるっとした感じのモックアップですが、実際のパンフレットはこうは丸まらないと思います。なにせ、連量135kgという極厚な紙を使ったので、折れ曲がったりしません。紙も優しい風合いの上質紙にしましたので、手触りからも私の気持ちが伝わればという思いを込めています。
印刷は週明けには上がってくると思いますので、このパンフレットに加えて、申込用紙類を同封して皆様にお送りします。もし届きましたら、ぜひ隅から隅まで目を通していただければ、これ以上の幸せはありません。
欲を言えば、設立のお申込みをしていただければ、ありがたいです。
資料請求はこちらのフォームからも受け付けていますので、ぜひとも宜しくお願い致します。
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