神社崇敬会の秀島です。
スマホおおはらえでは沢山のお申込みをいただきありがとうございました。約2年ぶりの開催というブランクがありながらも、みなさまから高い関心と期待を受けているということを実感し、一歩一歩ゆっくりとではございますが、今後も神社支援事業が社会の一部になるべく粛々と仕事を続けて参ります。
さて、お申込者の方にはメールでお知らせいたしましたが、本日午前8時30分よりスマホおおはらえの大祓神事を挙行させていただいたので、ここにご報告をさせていただきます。
スマホおおはらえのデータの扱いについて
スマホおおはらえでみなさまから送信していただいた罪や穢の内容はCSVファイルに出力され、私どもは送信された内容を見ること無く統計に必要なデータ(年齢層、男女比、項目別の入力の有無)を抽出し分析しています。名前などは全角か半角か、文字数はいくつか、名前と申込内容が全角の日本語か半角の英数字なのかなどの判定を行い、アクセス解析と照合して全体のお申込み傾向を分析しています。ですから、お申込み内容については一切見ることはありません。
大祓神事までの流れ
分析を終えたCSVファイルは印刷用に体裁を整えてA4サイズの用紙に印刷され、封筒に納めて封緘した状態で神事を行う神前の祭壇に届き、祓いの神事を終えてお焚き上げされるまで封緘されたままの状態で進められます。皆様方から送られた罪や穢の内容は誰の目にも触れること無く祓われてお焚き上げされます。
神事の準備
お申込内容が納められた封筒が三宝に載せられ、いよいよ神事の準備が始まります。封筒には「二〇一七年 夏越の大祓 申込者名簿」と記されています。
申込者名簿を神前に
459名分の罪や穢が神前に供えられます。
大祓詞の奏上
大祓神事の中心ともなる大祓詞の奏上です。お申込者は「スマホのりと」を使用して自宅で大祓詞を奏上して神事に参加することができます。協力して頂いた神職の方には本当に感謝しかありません。有難う御座いました。
スマホから神事に参加できることの意味
スマホおおはらえはスマホから大祓神事に参加できるWebサービスです。本当は実際に紙製の人形を使用して罪や穢を遷して神社で祓っていただくのが良いのですが、事情があって神社に行けない方や、いままで神事に参加したことがないけれど、スマホならやってみてもいいかな、という方にとっては便利なサービスではないかと思います。
また、スマホのりとを使用すれば簡単に祝詞(のりと)を奏上できるため、実際に神社でどのような神事や祭礼が行われているかということにも触れることができて、みなさまに身近な存在としての神社に一歩また近づけて親近感を感じていただけるのではないかと考えています。
スマホおおはらえのこれから
前回までは大祓神事を挙行していただく神社さまの情報をお申込者にお伝えしていたのですが、今回は神社名、開催地などをコンフィデンシャルといたしました。
今後は弊会サービス「すうけい」に参加していただいた神社さまに協力いただいて、神事のWeb中継や「スマホのりと」などのアプリと連携するなど、神社の支援事業につながるICTの活用を実現していきたいと思っています。
以上、「おおはらえ2017夏」の大祓神事についてご報告いたしました。
私たち神社崇敬会の運営する「すうけい」では、神社の崇敬会の設立・運営、会員の募集までトータルでサポートさせていただきます。将来の少子高齢化に備えて氏子減少に対応するために、ネット上での崇敬会の設立をご検討ください。
この記事で書いた崇敬会についての内容は、下記リンクにも詳しく書かれていますので、お時間ございましたらぜひ読んでみてください。