神社崇敬会の秀島です。
私たち神社崇敬会は神社の崇敬会の設立から運営までサポートする組織です。崇敬会とは一般的に、崇敬神社の神威発揚のために、崇敬者を増やして信仰心の高揚に努め、崇敬神社に対して積極的に支援・寄与することを目的として、崇敬神社の祭典や行事などの事業に奉賛協力し、且つ崇敬神社の環境整備、社殿の保護や境内設備の充実に関する奉賛協力に励み、崇敬神社の活動全般において積極的な奉賛活動をおこなう団体。ということになりますが、何やら難しいし長いですね。
で、難しいのは良くないので簡単に。

崇敬会ってなあに?

神社のファンクラブなんだよ!
とまあ、こんな感じ。
突然キャラクターが出てきたのですが、彼らは私たちすうけいのサイトで難しいことを分かりやすく解説してくれる「すうけいくん」と「わかるくん」です。帽子に「す」と書いているのがすうけいくん、帽子に「わ」と書かれているのがわかるくんです。このブログでも難しいことを説明するときには登場してくると思います。
で、みなさんは神社の崇敬会(すうけいかい)って知ってますか?
おそらくほとんどの方が神社の崇敬会についてご存じないと思います。宮司さんとか氏子、それに氏神神社という言葉は聞いたことあるけど、それ以外はよく分からないというのが普通だと思います。神社は基本的に氏子や総代会など地域の人たちの集まりが氏神神社と呼ばれる地元神社の維持や運営を担っているわけですが、それとは別に奉賛会という団体や、崇敬会という団体があって、それぞれが役割を持って神社を支えています。ただ、どこの神社にも奉賛会や崇敬会があるわけではなく、氏子や総代という集まりだけで神社の維持や活動を支えているところが多いと思います。
さて、氏子と神社の関係、氏神神社と氏子の関係ってどのような成り立ちなんでしょうか。

氏子って、そもそもどういう意味なの?

氏神・氏子という関係は、もともとは血縁関係のある一族で信仰している神を「氏神」と呼んでいた名残が今にも残っているということですね。今のように「氏」が違うけど同じ地域で生活している人を氏子とし始めたのは室町時代からだと言われています。昔も今も同じなのは、その土地の鎮守を地域の人達で信仰するということかもしれません。
崇敬会とは?
ここまで説明した氏神・氏子の関係以外にも、人と神社の関係性を指す言葉があります、それが「崇敬」です。崇敬というのは文字通り「崇め敬う」(あがめうやまう)という意味です。地縁や血縁と無関係な神社を信仰する場合は、その神社を「崇敬神社」と呼び、信仰する人のことを「崇敬者」と呼びます。みなさんも地元の氏神神社以外の神社に参拝することがあると思います、縁結びの神社に参拝したり、学業成就の神社に参拝したり、氏神以外の神の御神徳に与ろうと信仰する人を「崇敬者」と呼びます。
私たちがサポートする「崇敬会」は、いろいろな神社の「崇敬者」を募って神社を支えていこうという団体です。ですから、どの神社でも設立できて、誰でも入会できる、とても素晴らしい仕組みです。崇敬会の会費を神社の社殿や境内設備の維持に充てることで、記念祭行事のための事業や、地方の小さな神社の資金難を救うことができます。
ということで今日のまとめ。


その神社が好きなら誰でも崇敬者、だから崇敬会は神社のファンクラブと言われているんだよ!
崇敬会と氏神制度についてちょっと分かっていただけましたか?
私たち神社崇敬会の運営する「すうけい」では、神社の崇敬会の設立・運営、会員の募集までトータルでサポートさせていただきます。将来の少子高齢化に備えて氏子減少に対応するために、ネット上での崇敬会の設立をご検討ください。
この記事で書いた崇敬会についての内容は、下記リンクにも詳しく書かれていますので、お時間ございましたらぜひ読んでみてください。